校長あいさつ

今年度、3年間掲げてきた学校教育目標を次のように改訂しました。

「いのち ふれあい きづき 学び高めるいぶきっ子」

子どもたちや教職員のみならず、保護者の皆様や地域の方々にも、平易な言葉の「合言葉」として伊吹小学校の目標を意識してほしいという思いがあり、いぶきの3文字を頭にすえた大切な3つのことばとして「いのち」「ふれあい」「きづき」を設定しました。

「いのち」

どの人も自分の「いのち」を一番大切にしてほしいのです。自分の「いのち」を守り成長させること、そのためにいろいろなことを学んでほしいと思っています。そして家族や友だち、地域の方々やふるさと伊吹の自然の中にある「いのち」も大切にできる人になってほしいと思っています。

 

「ふれあい」

みんなはたくさんの人の中で生活をしています。その「ふれあい」の中で様々な経験をしながら大きくなっていきます。自分以外の人と楽しく元気いっぱい毎日を過ごすことができるよう、しっかり考えることができるようになってほしいと思います。

 

「きづき」

「なるほど!」「わかった!」「できた!」そんな「きづき」で学びはどんどん楽しくなります。学習だけではありません。「楽しかった!」「やってよかった!」「ありがとう!」毎日の生活の中にもたくさんの「きづき」があるはずです。そしてそこから次の学びに向かうきっかけにもなっていくのです。

 

 始業式では「伊吹小の大切な3つのことば」として、このような内容で子どもたちに伝えました。本校の特色である「少人数によるきめ細かで個に応じた指導」と「伊吹山を核とした地域学習」を軸にすえ、子どもたちも教職員もみんなが学び高めあえる、そんな学校づくりを目指していきます。日々、この目標を意識して学校生活を楽しんでほしいです。
 そして、米原市教育の共通実践目標である「夢」と「志」の育成にも引き続き取り組みます。学校と家庭、地域が連携し、子どもたちの自己肯定感や自己有用感を高めていきましょう。「シビック・プライド」という新たなキーワードも示されました。ここ伊吹の地を誇りに感じ、子どもたちの将来の大きな夢や志を共に育んでいきたいと思います。

令和6年度学校だより 第2号より

 

米原市立伊吹小学校

校長  阿部 弘